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包接水和物の速度論的阻害剤の最適サイズ

更新日: 2019年01月29日

我々のグループの新しい論文が出ました。

 

Takuma Yagasaki, Masakazu Matsumoto, and Hideki Tanaka

Molecular Dynamics Study of Kinetic Hydrate Inhibitors: The Optimal inhibitor Size and Effect of Guest Species.

J. Phys. Chem. C 123, 1806 (2019).

https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acs.jpcc.8b09834

 

ハイドレート表面に吸着して結晶成長を遅らせるポリマーがあり、それらは速度論的阻害剤と呼ばれています。実験により、小さなオリゴマーの機能がモノマーや巨大なポリマーより高性能であることが報告されていましたが、その機構はわかっていませんでした。我々はこの論文で、このサイズ効果を説明する新しいモデルを提案しています。