ゆら ゆくえもしらぬこいのみちかな きは しずごころなくはなのちるらん じよ おとめのすがたしばしとどめん むぐ ひとこそみえねあきはきにけり ぎて ころもほすちょうあまのかぐやま がる いつみきとてかこいしかるらん めぐ くもがくれにしよわのつきかな さに いずくもおなじあきのゆうぐれ かに ひとをもみをもうらみざらまし だな かけじやそでのぬれもこそすれ する かこちがおなるわがなみだかな らあ くものいずこにつきやどるらん くは ひとをもみをもうらみざらまし いず いつみきとてかこいしかるらん さぬ こいにくちなんなこそおしけれ うな やくやもしおのみもこがれつつ ごろ うしとみしよぞいまはこいしき れの くだけてものをおもうころかな くひ ひるはきえつつものをこそおもえ りね みをつくしてやこいわたるべき とと ただありあけのつきぞのこれる ろし はげしかれとはいのらぬものを まし かたぶくまでのつきをみしかな をさ かたぶくまでのつきをみしかな くな なこそながれてなおきこえけれ のど しずごころなくはなのちるらん なさ ふりゆくものはわがみなりけり かも まつもむかしのともならなくに きて いつみきとてかこいしかるらん おる むべやまかぜをあらしというらん また うしとみしよぞいまはこいしき めの きりたちのぼるあきのゆうぐれ しば ありあけのつきをまちいでつるかな ぜふ いでそよひとをわすれやわする いく まだふみもみずあまのはしだて かえ しるもしらぬもおおさかのせき にて あわれことしの ゆめ かいなくたたんなこそおしけれ たが からくれないにみずくくるとは じき よをおもうゆえにものおもうみは はう わがみよにふるながめせしまに くす きょうをかぎりのいのちともがな つれ あかつきばかりうきものはなし くこ いくよねざめぬすまのせきもり きあ あわでこのよをすぐしてよとや げき いかにひさしきものとかはしる はは よにおおさかのせきはゆるさじ まさ ひとめもくさもかれぬとおもえば しけ わがみひとつのあきにはあらねど さそ ふりゆくものはわがみなりけり およ しのぶることのよわりもぞする ぐり くもがくれにしよわのつきかな れじ きょうをかぎりのいのちともがな かく さしもしらじなもゆるおもいを かぬ くもがくれにしよわのつきかな いに きょうここのえににおいぬるかな ては しるもしらぬもおおさかのせき おが みそぎぞなつのしるしなりける だお ひとづてならでいうよしもがな じう あまりてなどかひとのこいしき をな ただありあけのつきぞのこれる だり ながながしよをひとりかもねん しい ながくもがなとおもいけるかな との ひとをもみをもうらみざらまし たむ もみじのにしきかみのまにまに おさ ひとにしられでくるよしもがな まよ もれいずるつきのかげのさやけさ えだ あらわれわたるせぜのあじろぎ さけ みかさのやまにいでしつきかも しる まつもむかしのともならなくに これ しるもしらぬもおおさかのせき ねよ こいぞつもりてふちとなりぬる くと さしもしらじなもゆるおもいを けき しずごころなくはなのちるらん ると よにおおさかのせきはゆるさじ るを くものいずこにつきやどるらん なし わがみひとつのあきにはあらねど せん まつもむかしのともならなくに たこ うしとみしよぞいまはこいしき ぎの しろきをみればよぞふけにける つせ はげしかれとはいのらぬものを すれ きょうをかぎりのいのちともがな るい いつみきとてかこいしかるらん たせ しろきをみればよぞふけにける ひの ひるはきえつつものをこそおもえ れは みそぎぞなつのしるしなりける かい ひとのいのちのおしくもあるかな きば なおあまりあるむかしなりけり しり なおうらめしきあさぼらけかな あえ もみじのにしきかみのまにまに こん ありあけのつきをまちいでつるかな かわ あらわれわたるせぜのあじろぎ ぞす よをうじやまとひとはいうなり とま わがころもではつゆにぬれつつ よに こいしかるべきよわのつきかな すぎ ころもほすちょうあまのかぐやま いる やまのおくにもしかぞなくなる なま かたぶくまでのつきをみしかな こぐ あまのおぶねのつなでかなしも いす ひとしれずこそおもいそめしか とい ありあけのつきをまちいでつるかな じず みだれそめにしわれならなくに じま ぬれにぞぬれしいろはかわらず うこ ねやのひまさえつれなかりけり それ くもがくれにしよわのつきかな えず もみじのにしきかみのまにまに さて うきにたえぬはなみだなりけり づら ひとにしられでくるよしもがな かず からくれないにみずくくるとは くろ みだれてけさはものをこそおもえ させ あわれことしの りえ ひるはきえつつものをこそおもえ いう みのいたずらになりぬべきかな ばこ いまひとたびのみゆきまたなん もと もみじのにしきかみのまにまに あく いかにひさしきものとかはしる おじ ぬれにぞぬれしいろはかわらず ぜに もれいずるつきのかげのさやけさ ぜさ ふるさとさむくころもうつなり りさ みかさのやまにいでしつきかも でう こいしかるべきよわのつきかな わぎ あらわれわたるせぜのあじろぎ しや くもがくれにしよわのつきかな せか われてもすえにあわんとぞ むろ たつたのかわのにしきなりけり ちさ ながくもがなとおもいけるかな やみ われてもすえにあわんとぞ ての むかしはものをおもわざりけり わけ こえきくときぞあきはかなしき やぶ からくれないにみずくくるとは だよ くものいずこにつきやどるらん しひ よをおもうゆえにものおもうみは たく ひるはきえつつものをこそおもえ よを よにおおさかのせきはゆるさじ おな みをつくしてもあわんとぞおもう どた あしのまろやにあきかぜぞふく おわ ひとにしられでくるよしもがな ふり みかさのやまにいでしつきかも ばし ふじのたかねにゆきはふりつつ なけ やまのおくにもしかぞなくなる れを まつもむかしのともならなくに ばは たつたのかわのにしきなりけり にう ふじのたかねにゆきはふりつつ つの くものいずこにつきやどるらん にき かけじやそでのぬれもこそすれ うる まつとしきかばいまかえりこん てつ かこちがおなるわがなみだかな りし ながくもがなとおもいけるかな ふみ こえきくときぞあきはかなしき かぞ よをうじやまとひとはいうなり じし いくよねざめぬすまのせきもり せば ぬれにぞぬれしいろはかわらず ちょ ひとしれずこそおもいそめしか けう あらわれわたるせぜのあじろぎ をし すえのまつやまなみこさじとは ぶに なおあまりあるむかしなりけり くう わがたつそまにすみぞめのそで まど ながながしよをひとりかもねん げれ ひとこそみえねあきはきにけり ぬひ やくやもしおのみもこがれつつ ても うきにたえぬはなみだなりけり わで かたぶくまでのつきをみしかな しぼ すえのまつやまなみこさじとは わえ みをつくしてやこいわたるべき そな やまのおくにもしかぞなくなる はお みのいたずらになりぬべきかな ぼり すえのまつやまなみこさじとは びさ うきにたえぬはなみだなりけり たを ただありあけのつきぞのこれる ほと ただありあけのつきぞのこれる ばね こいぞつもりてふちとなりぬる ぬそ こいにくちなんなこそおしけれ らふ みかさのやまにいでしつきかも ない わがみよにふるながめせしまに りま いでそよひとをわすれやわする しな ひとをもみをもうらみざらまし うさ あしのまろやにあきかぜぞふく ゆき ふりゆくものはわがみなりけり さは いでそよひとをわすれやわする ぢに わがみひとつのあきにはあらねど なな あまのおぶねのつなでかなしも えね しのぶることのよわりもぞする もあ こいしかるべきよわのつきかな てに おきまどわせるしらぎくのはな りわ ものやおもうとひとのとうまで びぬ みをつくしてもあわんとぞおもう たな もれいずるつきのかげのさやけさ もよ ころもかたしきひとりかもねん けば いでそよひとをわすれやわする ばま うしとみしよぞいまはこいしき ずれ あしのまろやにあきかぜぞふく ぶき さしもしらじなもゆるおもいを つみ よをうじやまとひとはいうなり もり ひるはきえつつものをこそおもえ やふ なおあまりあるむかしなりけり べき みのいたずらになりぬべきかな るな ゆめのかよいじひとめよくらん かづ ひとにしられでくるよしもがな もき からくれないにみずくくるとは つか おとめのすがたしばしとどめん すち ひとしれずこそおもいそめしか ぶも みだれそめにしわれならなくに えじ ひるはきえつつものをこそおもえ きひ みのいたずらになりぬべきかな よぐ みそぎぞなつのしるしなりける せを われてもすえにあわんとぞ すみ ゆめのかよいじひとめよくらん きも ひるはきえつつものをこそおもえ みな こいぞつもりてふちとなりぬる にた もれいずるつきのかげのさやけさ ひぬ きりたちのぼるあきのゆうぐれ だひ きりたちのぼるあきのゆうぐれ みる よしののさとにふれるしらゆき らぶ むかしはものをおもわざりけり れん うしとみしよぞいまはこいしき おこ ひとをもみをもうらみざらまし かは あまのおぶねのつなでかなしも おつ こいぞつもりてふちとなりぬる ろか みだれてけさはものをこそおもえ うべ みのいたずらになりぬべきかな けみ みかさのやまにいでしつきかも つむ わがころもでにゆきはふりつつ ずみ いつみきとてかこいしかるらん ぬと ひとにはつげよあまのつりぶね にく むかしはものをおもわざりけり つひ いかにひさしきものとかはしる えぬ ひとこそしらねかわくまもなし しが ながれもあえぬもみじなりけり やお おきまどわせるしらぎくのはな さも もみじのにしきかみのまにまに をわ ゆくえもしらぬこいのみちかな ぜく おとめのすがたしばしとどめん れお やまのおくにもしかぞなくなる ねか ひとにしられでくるよしもがな をま やくやもしおのみもこがれつつ さり ひとめもくさもかれぬとおもえば さま ひとめもくさもかれぬとおもえば かじ ゆくえもしらぬこいのみちかな きた ひとしれずこそおもいそめしか まお はげしかれとはいのらぬものを てこ ひとにはつげよあまのつりぶね とぎ ただありあけのつきぞのこれる ぐな みそぎぞなつのしるしなりける むけ もみじのにしきかみのまにまに ねは よにおおさかのせきはゆるさじ えし あかつきばかりうきものはなし くあ つらぬきとめぬたまぞちりける たけ きょうをかぎりのいのちともがな びく もれいずるつきのかげのさやけさ くく もれいずるつきのかげのさやけさ くさ むべやまかぜをあらしというらん のほ いまひとたびのおおこともがな こぬ やくやもしおのみもこがれつつ ちこ やまのおくにもしかぞなくなる らも ねやのひまさえつれなかりけり きが われてもすえにあわんとぞ とじ おとめのすがたしばしとどめん にそ すえのまつやまなみこさじとは でぬ ひとにはつげよあまのつりぶね つた からくれないにみずくくるとは なは ひとしれずこそおもいそめしか がい よをうじやまとひとはいうなり ぐさ さしもしらじなもゆるおもいを こえ いくよねざめぬすまのせきもり れる ひとこそみえねあきはきにけり よた しのぶることのよわりもぞする そよ みそぎぞなつのしるしなりける がそ ひとこそしらねかわくまもなし ばひ くもいにまがうおきつしらなみ しふ たつたのかわのにしきなりけり える しるもしらぬもおおさかのせき ずら わがみよにふるながめせしまに ほの やくやもしおのみもこがれつつ てひ なこそながれてなおきこえけれ けた ながれもあえぬもみじなりけり もま きりたちのぼるあきのゆうぐれ めお ながくもがなとおもいけるかな うあ ふりゆくものはわがみなりけり とて かこちがおなるわがなみだかな がか みだれてけさはものをこそおもえ んた まつもむかしのともならなくに だき ひとしれずこそおもいそめしか はに きりたちのぼるあきのゆうぐれ ずち ひとのいのちのおしくもあるかな さめ きりたちのぼるあきのゆうぐれ けら ころもほすちょうあまのかぐやま まき きりたちのぼるあきのゆうぐれ のれ くだけてものをおもうころかな じな みをつくしてもあわんとぞおもう れな あかつきばかりうきものはなし らる ひとのいのちのおしくもあるかな かす みかさのやまにいでしつきかも なん ひとづてならでいうよしもがな おぐ いまひとたびのみゆきまたなん とみ よしののさとにふれるしらゆき るふ ゆくえもしらぬこいのみちかな しだ ながながしよをひとりかもねん もじ みだれそめにしわれならなくに まも あわでこのよをすぐしてよとや ほさ こいにくちなんなこそおしけれ たし かけじやそでのぬれもこそすれ れい まつとしきかばいまかえりこん はふ ひとめもくさもかれぬとおもえば しし ころもほすちょうあまのかぐやま えむ ひとこそみえねあきはきにけり おろ はげしかれとはいのらぬものを ばれ うしとみしよぞいまはこいしき たず わがみよにふるながめせしまに つね あまのおぶねのつなでかなしも やら ねやのひまさえつれなかりけり さじ あまりてなどかひとのこいしき やす かたぶくまでのつきをみしかな しわ あかつきばかりうきものはなし ぎさ あまのおぶねのつなでかなしも ぞさ ひとめもくさもかれぬとおもえば かや ひとにしられでくるよしもがな ばい みをつくしてもあわんとぞおもう しび ながながしよをひとりかもねん こめ よにおおさかのせきはゆるさじ つほ やくやもしおのみもこがれつつ とか ゆくえもしらぬこいのみちかな つし おきまどわせるしらぎくのはな そし ひとにはつげよあまのつりぶね ざり ながくもがなとおもいけるかな さむ ころもかたしきひとりかもねん せの はげしかれとはいのらぬものを めて よにおおさかのせきはゆるさじ えざ きょうここのえににおいぬるかな らつ つらぬきとめぬたまぞちりける きり ころもかたしきひとりかもねん のわ しろきをみればよぞふけにける るれ むべやまかぜをあらしというらん そか わがみひとつのあきにはあらねど にみ ひとこそしらねかわくまもなし なお ぬれにぞぬれしいろはかわらず むら きりたちのぼるあきのゆうぐれ わう くだけてものをおもうころかな よし ふるさとさむくころもうつなり もぐ さしもしらじなもゆるおもいを そら よにおおさかのせきはゆるさじ よは くものいずこにつきやどるらん しげ ひとこそみえねあきはきにけり るす ころもほすちょうあまのかぐやま よう いくよねざめぬすまのせきもり のが こいぞつもりてふちとなりぬる ばち わがみひとつのあきにはあらねど のば うしとみしよぞいまはこいしき れゆ みだれそめにしわれならなくに ぬお ひとこそしらねかわくまもなし りぎ ころもかたしきひとりかもねん ぎす ただありあけのつきぞのこれる ほか いまひとたびのおおこともがな まが ながれもあえぬもみじなりけり ゆに つらぬきとめぬたまぞちりける びほ こいにくちなんなこそおしけれ さぎ しろきをみればよぞふけにける せも あわれことしの よみ やまのおくにもしかぞなくなる なり なこそながれてなおきこえけれ いは ものやおもうとひとのとうまで ぐれ みそぎぞなつのしるしなりける いみ むかしはものをおもわざりけり まや いでそよひとをわすれやわする わば ひとにしられでくるよしもがな もも なおあまりあるむかしなりけり いさ はなぞむかしのかににおいける もろ はなよりほかにしるひともなし りす ころもかたしきひとりかもねん にえ さしもしらじなもゆるおもいを もす ねやのひまさえつれなかりけり めし よをおもうゆえにものおもうみは とだ さしもしらじなもゆるおもいを ちわ まつとしきかばいまかえりこん びは もみじのにしきかみのまにまに おひ ひとこそしらねかわくまもなし はみ よをうじやまとひとはいうなり もか しるもしらぬもおおさかのせき なじ みをつくしてもあわんとぞおもう みを ひとのいのちのおしくもあるかな つな くだけてものをおもうころかな にや いずくもおなじあきのゆうぐれ るき なおあまりあるむかしなりけり ちぢ わがみひとつのあきにはあらねど かど あしのまろやにあきかぜぞふく わき いつみきとてかこいしかるらん ふゆ ひとめもくさもかれぬとおもえば たご ふじのたかねにゆきはふりつつ ずり みだれそめにしわれならなくに ろの たつたのかわのにしきなりけり みせ ぬれにぞぬれしいろはかわらず をば ひとのいのちのおしくもあるかな どの ひとこそみえねあきはきにけり しえ きょうここのえににおいぬるかな ゆも きりたちのぼるあきのゆうぐれ まを わがころもではつゆにぬれつつ んは おきまどわせるしらぎくのはな さと はなぞむかしのかににおいける でね かたぶくまでのつきをみしかな きく かけじやそでのぬれもこそすれ どけ しずごころなくはなのちるらん るや ひとこそみえねあきはきにけり とず あしのまろやにあきかぜぞふく され あしのまろやにあきかぜぞふく がこ ものやおもうとひとのとうまで けと かこちがおなるわがなみだかな ばく なおうらめしきあさぼらけかな なき ただありあけのつきぞのこれる よゆ みをつくしてやこいわたるべき ざら いまひとたびのおおこともがな あじ よをおもうゆえにものおもうみは ぶる からくれないにみずくくるとは じを ゆくえもしらぬこいのみちかな すえ きょうをかぎりのいのちともがな どい ものやおもうとひとのとうまで くば こいぞつもりてふちとなりぬる のま あわでこのよをすぐしてよとや らめ よをおもうゆえにものおもうみは げけ かこちがおなるわがなみだかな じか あわでこのよをすぐしてよとや りつ すえのまつやまなみこさじとは はぬ もみじのにしきかみのまにまに をお かこちがおなるわがなみだかな めば かいなくたたんなこそおしけれ つり わがみよにふるながめせしまに のご うしとみしよぞいまはこいしき ょう ひとしれずこそおもいそめしか まこ ありあけのつきをまちいでつるかな ぬさ もみじのにしきかみのまにまに によ ゆめのかよいじひとめよくらん てと よにおおさかのせきはゆるさじ うじ あらわれわたるせぜのあじろぎ さく とやまのかすみたたずもあらなん すむ よをうじやまとひとはいうなり うわ ひとしれずこそおもいそめしか あだ かけじやそでのぬれもこそすれ るよ いかにひさしきものとかはしる いぶ さしもしらじなもゆるおもいを やな ぬれにぞぬれしいろはかわらず ざと ひとめもくさもかれぬとおもえば でを すえのまつやまなみこさじとは ぎに やくやもしおのみもこがれつつ ろと はなよりほかにしるひともなし おは よをうじやまとひとはいうなり こと ひとをもみをもうらみざらまし わじ いくよねざめぬすまのせきもり れよ あかつきばかりうきものはなし みむ たつたのかわのにしきなりけり ただ ひとづてならでいうよしもがな ふし あわでこのよをすぐしてよとや わず ひとのいのちのおしくもあるかな わな みをつくしてもあわんとぞおもう ずく みだれてけさはものをこそおもえ らか いでそよひとをわすれやわする をか まつもむかしのともならなくに むし ころもかたしきひとりかもねん りき すえのまつやまなみこさじとは いじ おとめのすがたしばしとどめん うぐ みそぎぞなつのしるしなりける びき ながながしよをひとりかもねん ろや うしとみしよぞいまはこいしき さね ひとにしられでくるよしもがな えで みのいたずらになりぬべきかな をこ よにおおさかのせきはゆるさじ ちど いくよねざめぬすまのせきもり ばた しのぶることのよわりもぞする まみ いまひとたびのみゆきまたなん だえ あらわれわたるせぜのあじろぎ ぜを くだけてものをおもうころかな るし ながれもあえぬもみじなりけり りを ひとづてならでいうよしもがな しあ よをおもうゆえにものおもうみは めは わがころもでにゆきはふりつつ ゆを あわれことしの もに はなよりほかにしるひともなし ひか しずごころなくはなのちるらん そう ふりゆくものはわがみなりけり をあ わがころもではつゆにぬれつつ びと ゆくえもしらぬこいのみちかな あて おきまどわせるしらぎくのはな みて むかしはものをおもわざりけり たび もみじのにしきかみのまにまに てわ わがころもでにゆきはふりつつ れや しるもしらぬもおおさかのせき ふな ゆくえもしらぬこいのみちかな しよ はげしかれとはいのらぬものを どを いずくもおなじあきのゆうぐれ ゆぞ ひとめもくさもかれぬとおもえば ちか ひとのいのちのおしくもあるかな らね よにおおさかのせきはゆるさじ とば ひとづてならでいうよしもがな けあ よしののさとにふれるしらゆき ずふ はなぞむかしのかににおいける らこ くもいにまがうおきつしらなみ まく かいなくたたんなこそおしけれ もな あまのおぶねのつなでかなしも たお みをつくしてもあわんとぞおもう がも あまのおぶねのつなでかなしも とよ みをつくしてやこいわたるべき うの あまりてなどかひとのこいしき ぜそ みそぎぞなつのしるしなりける つく こいぞつもりてふちとなりぬる せる しろきをみればよぞふけにける