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SETI@homeをはじめとして、地球外生命を電波を手がかりに見つけ出そうというプロジェクトがある。先進的な文明を持っていれば、電波を使っているはずだから、電波に聞き耳を立てていれば文明の所在がわかる、という考え方は正しいようにもみえる。実際、20世紀にはラジオ、無線通信、テレビといった、強い電波を使った通信が栄えた。

しかし、21世紀に入って、事情はかなり変わった。スペクトラム拡散方式の発明により、弱い電波でも、雑音をかいくぐって通信ができ、帯域を非常に効率よく使えるようになった。おそらく、このような新しい方式を使った通信を、古い受信機で受信しても、出力が弱い上に、意味のある情報を取り出すことができず、ノイズと区別ができないのではないかと思う。地球外の文明が地球の電波をモニタしていたとしたら、たぶん今世紀に入ってからずいぶん電波が聞き取りにくくなったなあ、と思っているのではなかろうか。つまり、地球外文明が地球と同じペースで発展していると仮定すれば、電波で文明の存在をキャッチできる期間はせいぜい100年ほどしかないので、見逃す可能性は非常に高いと思われる。

アシモフの言葉「高度に発達した科学は魔法と見分けがつかない. Any sufficiently advanced technology is indistinguishable from magic.」を思い出させる。
*http://www.astroarts.co.jp/news/2004/12/31seti_messages/index-j.shtml 同じ主張を発見。それにしても「高度に発達した〜」の部分はアシモフの言葉にそっくり。
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